ヨーグルトの不老長寿説

ヨーグルトを食べると、長生きできるといわれていますね。

 

ヨーグルト不老長寿説は、ロシアの微生物学者であるイリヤ・メチニコフが唱えています。

 

イリヤ・メチニコフは、1908年にノーベル生理学者・医学賞受賞をした人で、
白血球の食菌作用を提唱した人です。

 

後年、メチニコフの関心は老化現象へと向かい、
老化の原因の一つとして、腸内の腐敗物質が考えられるという
自家中毒説を発表しています。

 

そして、ヨーグルトをたくさん食べるブルガリア地方に、
長寿の人が多いことに着目し、
1907年、ヨーグルト不老長寿説を発表しています。

 

メチニコフの不老長寿説の具体的な内容は、
ヨーグルトには、ブルガリア菌が含まれており、
そのブルガリア菌が腸内に住みついて、
腐敗物質を駆除してくれるため、長寿が実現できるというものでしたが、
ブルガリア菌は、腸内にすみつくことはないと証明され、
この説は大きく覆されてしまいました。

 

これにより、ヨーグルトと健康について相関関係への関心は、
人々から忘れ去られてしまったのですが、
しばらくして、細菌などの微生物の研究が進み、
乳酸菌が健康にもたらす効果が解明されるようになり、
再び、メチニコフが説いたヨーグルトと健康の相関関係が
注目される様になりました。

 

そして、メチニコフのヨーグルト不老長寿説が話題になり、
人々にヨーグルトが多く食べられるようになり、
ヨーグルトの普及に貢献することになりました。